今を。

ある言葉がお守りのようにずっと心にあった。

最後の撮影のこの数週間、現場のみんなへの愛おしさがどんどん増していきました。

1番きついはずのシーンの日の空はとても綺麗で、夜は月が見守ってくれていました。

結局、私よりも周りのほうが辛そうだった。

きっと、そう。

みんなの想いを翌日聞いて、少し答えが出たように思えた。

知らなかった気持ちを感じさせて頂きました。

最初にお話しを聞いた4ヶ月前、戸惑いや不安がありました。

しかし撮影がはじまってからのこの2ヶ月、私はずっと幸せでした。

作品、スタッフ、みんなとの全てに感謝。

当たり前の日常は、当たり前なんかじゃない。まわりの人たちと過ごせる時間は、有難い尊い時間です。

自分にとっての大切な人との時間は、感謝して丁寧に過ごしていこうと改めて思いました。

大切な気持ちを何度も思い出せる人間でいられますように。

毎日を、今を、ちゃんと生きていきます。