29歳とmarbleと2017。
29歳になりました。
という決まり文句から始めるには4ヶ月も遅くなってしまいました。
いつも放置のブログさん。ごめんなさい。でも、なんだかんだここに居てくれてありがとう。
10月からmarbleというwebメディアで連載がはじまりました。隔週で届くメルマガで、様々なジャンルの女性6人でスタートしました。
私は「結局、自分が主人公。」という連載タイトルにしました。
このブログにも私の想いはその都度書いてきたけれど、誰でも見られる場所なので、一応気を付けてオブラートに包んできたつもりです。
メルマガは読みたい人にしか届かないし、安心できる場所かなぁと結構具体的に書いています。
私は役者をやっているけれど、目立つ事は嫌いです。主役が苦手で脇役が好きです。
それでも、自分の人生ではだれでも自分が主人公です。
もっと自信を持って自分の人生を歩めるように日々もがいている私は、これからも自分と向き合い続けるだろうし、進まなければいけない、進みたいと思っています。
昨年のブログに書いたように、28歳のお誕生日を1つのターニングポイントにした私はこの1年、楽しく過ごせるように少しずつ意識して、でも、頑張りすぎないようにと過ごしてきました。なんだか1年あっという間でした。今までで1番自分と向き合った1年だったなぁ。
自分を好きになる為に頑張らなくちゃ!とまず自分をなんとかしなきゃと少し意気込みすぎてた時もあって、積極的には人と関わりたくない時もあったけど、結果、やはり人間の変化とか成長とかって、人と関わる事、認める事、許す事なんかで身に付くのだなと感じました。
他者を受け入れること、自分を受け入れること。1年前とは気持ちが大きく変化したと思います。
嫌な事をやめるだけで、本当に心が楽になるね。目の前に今ある環境に感謝して毎日過ごしていると、なんだか心が少しずつ満たされてきたようです。
すぐに巻き戻ることもあるけど。笑
あとあと、親や家族に少し甘えられるようになってきたのも大きな変化かも。
これは私にとって本当に意味のあることで。親に認められたいっていう気持ちもあったから、しっかりしてなくちゃって思い込んでて。友人には相談出来ても家族に相談するってことがなかなか難しかったのです。
気付けば2017年も終わり。30歳まであと8ヶ月。29歳になった時はその重みに心が苦痛でしたが、来年になったら30歳だ!と最近は先が見え始めたことで、靄が薄くなり始めました。
やり残した事全部やる!というよりかは、整理整頓。準備をしよう!とワクワクしてきました。
要るものを見極めて、更に生きやすく動きやすくなるように。
そうそう。今年はずっとやりたかった監督を経験できました。それが本当に本当に楽しくて。短編映画をつくると決めた日からずっとずっと心が元気で楽しかった!
こんなに人生楽しめることがあるんだ!!とやっと知れた事も私にとって大きな事でした。
世界ってなんでこんなに生き辛いのだろうと思い込んでいたあの頃に戻れるのならば教えてあげたいくらい。
心持ち1つで感じ方は180度変わるのだなと実感してます。
それでも自分でも信じられないくらいまだまだ私は悩むことの多い人間です。
でも、どうにかこうにか。
もっと満たされた30歳を迎えられるように頑張ります。
変わらずずっと応援してくださっている皆さん、いつも側で見守ってくださる皆さん、ありがとうございます。
もしご興味ありましたら、marbleよろしくお願いいたします。
連載はいくつかの内容を書いてストックしているのだけど、ある1つを書いていたらふとあの頃が気になって久しぶりに自分のブログを読み返しました。なかなか深く悩んだり凄く葛藤があって、自分でもびっくり。
私、ちゃんと、生きてきたんだなぁ。
ふふふ。
今年もこんな静かすぎるブログを読んでくださった方、ありがとうございました。ひっそりすぎてもここはやはり長年続けてきた私の大切な場所だと思っているので、来年もよろしくお願い致します。
来年はもっともっと楽しく自由にいきます!
今年の出逢いとご縁と全てに感謝です。それでは。
愛ある日々を。
良いお年をー!
佐津川愛美
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- 土岐麻子 『シティ・ライツ・セレナーデ』
- 西原亜希『へその形が戻らない』
- 佐津川愛美『結局、自分が主人公。』
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